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地域資源

熊本には、熊本県民交流会館パレアというのがあります。
そこで、今年は「観光のまちづくり提案講座」という講座が開講されていまして、参加してみました。

講師は、熊本大学政策創造研究教育センターの畑中寛先生。

この日のお題は、「地域資源」でした。

まず!地域資源とはなんでしょう。

地域資源は、有形資源→無形資源と変化しています。(ハード→ソフト)

○地域資源は時間とともに変化しているのです。(マーケティングの視点)
 -世界遺産(UNESCO)…文化遺産・自然遺産・複合遺産・危機遺産

 -観光資源の変遷…歴史遺産→テーマパーク→温泉→グルメ
  JR九州新幹線CM「鹿児島スイッチで黒豚横丁へ」
    鹿児島っていうと 桜島 とか、西郷隆盛とか そんなイメージでしたが、最近は温泉や篤姫、黒豚という感じに変化していますね。

 -負の資源も地域資源として活用
    これは、ちょっと意外でした。でも考えたらありますよね。
    水俣とか…。(観光にする事が悪いのではなく、地域資源を貴重な学びの場ととらえることが必要なんです。たぶん…)

地域資源の分類一覧
Photo

三井情報開発編著『地域資源』(ぎょうせい)を参考に作成。

この表は、非常によくまとめられています。畑中先生が作成されたものです。
ためになりますね。

2.地域資源の活用
(1)地域資源の活用事例
○ありきたりの地域資源活用例
 -木の葉をつま物として商品化【徳島県上勝町】
※上勝町は、まちづくりを志す者としては、知らないものはいないぐらいに有名な土地となりましたね。でもこの町の努力は、本当に並大抵のものではないと思います。
  大消費地のニーズを的確に把握。厳格な規格


○廃棄物の地域資源活用例
 -生ごみを利用した食の交流【東京都北区・群馬県甘楽町】
  学校給食の生ごみ(=食べ残し)をコンポスト肥料化→農家に

※食育が最近取り上げられていますが、食にも循環を取り入れることは必要なことだと思います。なぜ今、私たちが生きているのか。それを何となく感じる。重要な視点だと思います。私たちのまちづくりが農をキーワードにしているのも、そういった視点からです。

○負の地域資源活用例
 -保存した「雪」と「雪中酒」を真夏に販売【岐阜県飛騨市】

※実はこれは知らなかったのですが、厄介者の雪を保存して、真夏に保冷剤?として雪を詰めて特産の日本酒を販売しているそうです。その珍しさが手伝って なかなかの人気だそうです。

○食の地域資源活用例
 -餃子によるまちおこし【栃木県宇都宮市】
 食というプライベート領域を、大消費地にアピール

※最近B級グルメ が人気ですね。玉名市も玉名ラーメンというB級グルメ?(言ったらおこられるかも)があります。

(2)地域資源活用のポイント
○「外部誘致型」→「地域内発・循環型」、「なにもない。」→「○○がある。」
○地域の個性、オリジナリティが重要
○地域資源の活用=地域力が問われている。
○地域資源を「組み合わせ」、「つなぎ合わせ」、「面展開」→「物語化」
○地域資源を「まちづくり」(まちの再生)に展開

※この点は、むしろ、第3者による気づかせがうまく行くのではないかと思っています。
だれかサポートをしてあげると うまく行く。

でも言っていることは、まさに!という感じです。面展開から物語化 は本当に重要!

(3)市民参加による地域資源の活用
○ポイントは「市民参加(主体)」→地域住民の「視点」「気づき」が評価される!

※住民は、よほどの事がない限り、「気づかない」と思います。
それを気づかせる それが重要! 

だから、私は市町村のまちづくり事業は「偉大なる無駄遣い」と言っています。
だって、こんなに財政が逼迫しているところで、住民を信じてまちづくりにお金を当てることはすばらしい。そのかわり、住民は、自分たちの住む地域を自分たちが住みやすい地域に変えていく努力をしなければいけないのでは と思っています。

○ワークショップやフィールドワークで地域の宝(魅力)探し→「見直し」、「再発見」
 -『市史』や『町史』で地域の歴史を知ることは重要

※なるほどですね。歴史講座でもやってみようかなぁ?

○地域の歴史・文化的資源や産業などを生かし、住民主体でまちの魅力を物語化

※これについては、ちょうど「まちづくりオーラルヒストリー」という物に興味をもっていた所です。
なかなか、参考に出来る論文です。(早稲田大学のページから行けますよ)

○「買いたいまち」(物)→「行きたい街」(観光)→「住みたいまち」(暮らし)

※まさに!この図式は大切です。

◎「人」が最大の地域資源(住民主体)
 -住民が地域に「誇り」と「愛着」を持つまちづくり(自慢したいことがある)
 -地域全体で観光客をもてなす

観光立国の基本理念
豊かな国民生活を実現するための「住んでよし、訪れてよしの国づくり」
『観光立国推進基本法の概要』より

※なるほど、自分の住む地域を 「自慢」できるようにすることが大切なんですね。

以下は、授業中に出た、参加者の熊本の印象です。

○阿蘇(誇れる財産)
 温泉=黒川温泉
 ゴルフ=韓国からのお客さん
 滞在型観光
○交通アクセス =夢をつなぐもの
 不足 循環交通、交通の研究(縦軸・横軸・斜め軸)、大渋滞、
○農産物=東京の銀座館(5時に閉まる)
 PR下手(都市との共生)、車えび、スイカ、メロン、
○五家荘=手付かずの自然(カメラ) カメラというのはいいアピール方法!写真を共有
○地産地消から「地産地売」 もっと地元を見てほしい。(=旬の再認識!)
○町名力=歴史を活かす。地元色を出す。
「地理的・文化的」まとめる。←ストーリー化が下手
○水の都=ダックレース 環境的アピール
○全国に中継できる資源を(しょうぶ、桜)
○おもてなし
○雇用の創出=住みやすい(=古民家再生)、観光で食べていける。
人を定着させる。(定住化)
○肥後もっこす→地域の人が理解しない。(足の引っ張りあい)

私の意見は次回に書きます!

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コメント

いつも楽しみにしています。
今回は、食べ物ではなく、勉強とは恐れいりました。関心カンシン。

投稿: トイレ100ワット | 2008年6月23日 (月) 07時34分

コメントありがとうございます。happy02
食べ物の記事も書いていきますので、これからも、よろしくお願いします。

投稿: としぴょん | 2008年6月24日 (火) 19時37分

むむむ、こちらもとしぴょん講座になってきましたね。
その豊かな地域想像力、そして玉名創造力には恐れ入ります。。

投稿: しん | 2008年6月24日 (火) 20時45分

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